咲きも残らず散りもはじめず

タイトルは満開に咲く花を歌った古歌より

アクション20. 伝播

毎日、200冊の新刊書籍が出版されているという その中の無名の著者の1冊にすぎない、「人生でほんとうに大切なこと」を 週刊「新潮」が取り上げてくれた その陰には、応援団長が連れてきてくれた参謀長が人脈を駆使してくれた事実がある 勿論、ツテやコネが…

アクション19. 結晶

NTTデータ広報部さんがつぶやいた 巨大な組織が勝手につぶやくことなどありえない ただただ、この本を紹介するために動いてくれる人がいる 根気よくひとりひとり順番に説明をして、筋を通してくれる人がいる それでも止まってしまう話を「心意気」に感じて…

アクション18. 祈念

「心に深く受け止めた分をうまく言葉にできそうにないのですが・・」 妻あてに、そんな書き出しのメールが届いた 「重いテーマの本であるはずなのに、 全体を通してとてもあたたかいものが流れているように感じました。 登場される皆さんが葛藤しながら癒さ…

アクション17. 陸続

応援団員Uさんに続き、応援団員Sさんが登場 応援団員は、陸続と登場する 神よ、与えたまえ 変えられないもの それを受け入れる冷静さを、 変えるべきもの それを変える勇気を、 そして、変えられないもの、変えるべきもの いずれであるかを見極める智恵を与…

アクション16. 本質

『人生でほんとうに大切なこと』に込められたメッセージ そんなタイトルで、応援団員Uさんが、社内SNSに記事をアップしてくれた 転載許可を得たので、ここに記していく ↓ここから この本は精神腫瘍科を広めるための本、と思っていましたが、 実はそれは「一…

アクション15. 追憶

「人生でほんとうに大切なこと」(←いつもと違う場所にリンク)には、 早くもいくつもの感想が寄せられている その中に 「本当は、あの人が生きている時に知りたかった」 というものが散見された かつて、大切な人をがんで亡くした もしも、あの時にこの本を読…

アクション14. 鎮痛

痛みを鎮めたい がんになった人、その家族の痛みを少しでも鎮めたい 痛みは、身体の痛みもあれば、心の痛みもある 身体の痛みの多くは、 薬によってコントロールすることができる 完全とはいえないが そして、心の痛みも、やすらぐこともある 消えることはな…

アクション13. 前進

応援団長 知らぬ間に、綱渡りをやってきた2年間だった この2年間で変化があった それまでは、何事も自分でやらねば気が済まなかった私が 人に託すようになってきていた 「自分がいなくなってもよいように」 そして、託せる相手にも出会えた いや、その人は…

アクション12. 刹那

刹那とは仏教用語で、時間の最小単位とのことだという 人は刹那を繰り返して生きているのだということなのだろう 鎌倉での講演会は得ることが多かった 少なくとも清水研先生は、 「たくさんの生の声を聴くことができて良かった」 素直に喜んでいた あの日、…

アクション11. 均衡

2015年9月 私の腫瘍は肺門の近く大動脈に接する場所にあり、手術はできなかった がん細胞はリンパ節にも転移していることから、脳をふくむ他の部位に転移するか あるいは、がん細胞が大動脈を食い破って死に至らしめるか 5年以内にいずれかが起きる可能性が…

アクション10. 波紋

豪雨の中の鎌倉での講演会 「この豪雨では、人は集まらないのは気の毒だ」との義侠心から来場した 鎌倉在住のUさんは、沢山の参加者を前に考え込んだ ━何故、こんなにも多くの人が、こんな豪雨の中に集まるのか 以下は、Uさんの言葉を引用する *****…

アクション9. 盛会

10月29日は豪雨の中、たくさんの方が、お集まりくださった がんとの関わりは、さまざま ご家族にがん患者を抱える方 ご家族をがんで亡くされた方 人生でほんとうに大切なこと、に興味を持たれた方 アットホームな会場であることから、 清水先生への質問タイ…

アクション8. 援軍

我らが応援団は各々に経験を持つ一騎当千のつわもの揃い いいかえると、おっさんとお×さんだ そこに、現れたのが、旅の途中のひとりの若武者 自身の目的へとたどる道の途中に、しばしの期間の援軍をかってでてくれた そして、われらの≪サイバー隊長≫を果たし…

アクション7. 講演

「ゴールではなく、スタート」 その言葉通りに、精神腫瘍科を伝えてゆきます 10月29日に開催の講演会は鎌倉で 出版記念講演会 お申し込みフォーム

アクション6. 遠謀

「どうしたら、精神腫瘍科の本を広めることができるのだろうか?」 この、私の問いかけに、いろいろな事例を教えてくれた人がいた 熊本の友人がこんな作戦を教えてくれた 「本の内容をブログで小出しに出して話題を作る そして、発売初日に『アマゾン売れ筋…

アクション5. 作戦

10月19日木曜日は、静かな雨が降っていた 昼休みになるのを待って、私は紀伊国屋書店ららぽーと豊洲店にいった その日の朝、「人生でほんとうに大切なこと」の入荷の電話を受けた時 「何冊入荷しているのですか?」 私は電話できいた 「お客様のご予約分をあ…

アクション4. 電文

2017年10月19日、私は、あらゆる知り合いにメールを送った 「人生でほんとうに大切なこと がん専門の精神科医・清水研と患者たちの対話」 という本がでます がんになると、患者も家族も孤独になってしまいます がんになると、患者も家族も自分を責めるからで…

アクション3. 同志

「精神腫瘍科、っていうとは、俺も知らんかった」 熊本で、俺たちが広める手伝いばするけんね」 彼はいう 「ばってん。ひとりでも多くの人に知らせるのは、お前の役目ぞ」 彼は続ける 「だけん、お前は、死んだらいかん。生きて広めんといかん」 彼は笑う 「…

アクション2.多発

10月12日、熊本の老舗の書店に、その男はいた 「人生でほんとうに大切なこと がん専門の精神科医・清水研と患者たち対話 というか、ほら」 男は、手にした本をスタッフに見せた 長崎書店は、熊本では知らない者はいないほど有名な書店だ その書店に、男は無…

アクション.1 始動

10月5日、私は紀伊国屋書店ららぽーと豊洲店にいた 取り寄せてもらった本 「戦地で生きる支えとなった115通の恋文」 を、受け取るためだった 本を受け取る時に、思いつきでいった 「同じ著者で、近々出る本があると思うんだけど」 スタッフが検索してくれる …

エピソード0. 仲間

2017年10月11日水曜日 妻の通院の付き添いから自宅に帰りつくと「見本」が届いていた 10月12日木曜日 何人かに「献本」が届く 10月13日金曜日 「献本」の感想が届き始める その中には、このブログの感想まで及ぶものがあった それは、ご本人のものではなく、…

エピソード30. 継続

清水能子の登場は、まさに≪起死回生≫の出来事だった 出版が実現するだけでなく、清水能子の編集で、≪本の骨格≫が変わってくる いや、清水能子は、精神腫瘍学を伝える為に、改めて本を編集したのだ そして、清水研が持つの膨大な≪記憶量≫と稲垣の≪取材力≫が、…

エピソード29. 回生

2017年の四分の一が過ぎようとする中、私たちの連敗は続いていた 私の体調は低位で安定していた。痛みはコントロールされて、心はおだやかだった がん患者に、その家族に精神腫瘍科の存在を伝えたい なぜなら、がん患者も、その家族も、それぞれに≪孤独≫を抱…

エピソード28. 連敗

2017年があけた 昨年来、作家・稲垣麻由美は出版社へ企画を持ち込んでいた 「精神腫瘍学を紹介する本を書きたい」 「精神腫瘍学を紹介する本を世に出したい」 そんな稲垣に出版社は、興味を持ってくれた 精神腫瘍科をテーマにした本は少ない 「国立がんセン…

エピソード27. 一凛

稲垣は、清水研医師を通して沢山の患者のエピソードに触れていた 私にとって、がんがひとつのエピソードに過ぎないように 、 稲垣にとっては、私のエピソードも、多くのエピソードのひとつに過ぎなくなっていた おだやかに死を迎えることができる《死生観》…

エピソード26. 対面

その会議は、小さなホテルで行われた 会議の召集者は、作家・稲垣麻由美 出席者は、清水研・金井雄資・応援団団長、そして私たち夫婦 清水研さんと金井雄資さんはこの時が初対面だった 会議の前には、清水研さんが初めて能楽堂へ行き、お能のお仕舞を観る と…

エピソード25. 境界

能舞台とは、≪三間四方≫と呼ばれる舞台と≪橋掛かり≫といわれる通路から成る 死者である能役者は、橋掛かりを通って三間四方に現れる 三間四方の舞台の後ろには≪松≫が見える。ここは≪鏡板≫と呼ばれる そこにあるのは≪鏡≫であり、正面にある(はずの) ≪松≫の姿…

エピソード.24 賛歌

能楽師金井雄資師への取材は、能楽堂でおこなわれた 「能楽とは死者と生者の邂逅である」 かつて、能楽師は、そう語った。 能楽の中でも≪夢幻能≫の登場人物は≪死者≫である場合が多い。 「想いを残して逝った者が、想いのたけを語って成仏するという。 お能と…

エピソード.23 背中

清水研医師への取材には、私の外来受診に作家が同席することも含まれた。 「がん患者だけでなく、患者の家族であれば精神腫瘍科を受診できます」 清水医師は私に向けていう。私の背後で作家は気配を消している。 私の背後に作家がいることで、私は、私たちは…

エピソード.22 希望

「父親として、妻や子のお荷物にはなりたくない。 リアルなお父さんの気持ちとしては、そうでしょうね」 ≪作家≫は、けして否定はしない。しかし、≪作家≫は明言する 「それでも、人が読みたいのは、≪希望の書≫です」 がんの本が売れないのは、簡単な理由だ。 …