咲きも残らず散りもはじめず

タイトルは満開に咲く花を歌った古歌より

エピソード30. 継続

 

清水能子の登場は、まさに≪起死回生≫の出来事だった

 

出版が実現するだけでなく、清水能子の編集で、≪本の骨格≫が変わってくる

いや、清水能子は、精神腫瘍学を伝える為に、改めて本を編集したのだ

 

そして、清水研が持つの膨大な≪記憶量≫と稲垣の≪取材力≫が、

その変更を可能にした

清水研は、過去の患者との対話を、じつによく記憶していた

そして、稲垣は、清水研の言葉と、患者の言葉を、じつによく聴き取った

 

「おじさんだけでなく、いろいろな人生を描く。

 そのことで、精神腫瘍科医・清水研のいろいろな≪顔≫を描くことができる」

 

 こうして、清水医師と七人の患者との対話と、コラムからなる本の姿が見えてきた

 

「ということで、本はできあがってきます」

 団長は応援団の面々を前にしていう

「私たちは出版のプロではない、だから、≪どうやって売るのか≫は知らない」

 様々な職種のプロがいるのに、何故か出版業界の人間はいない

「そして、私たちの目的は、≪精神腫瘍学を広める≫ということです」

 

 団長の笑顔がはじけた

 

 私たちにとって、本作りはゴールではなく、スタートなのだ

 

2017年10月19日 「人生でほんとうに大切なこと」は出版されることになった

 

「こうして本ができあがる」完

 

 

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↓10月19日発売

人生でほんとうに大切なこと がん専門の精神科医・清水研と患者たちの対話