咲きも残らず散りもはじめず

タイトルは満開に咲く花を歌った古歌より

リバース6、 景色

f:id:syukugami:20190202180653j:plain

何年ぶりに読み返したのだろうか。

何故、読み返したいと思ったのだろうか。

 

何度読んでも、最後の「ついしん」で泣けてくる。

 

それでも、読む度に「違う景色」を見ているような気がする。

それは「幸せ」についての「理解が」、読む都度に変わっているからだろう。

 

病気になったおかげで、私の「幸せ」への理解は変化した。

病気になったおかげで、私の人生は豊かになった。

この本を読むことで、そのことを確認させてくれた。

その予感があったから、「また読みたい」と思ったのだろう。

 

体調が悪いと、ふと、自分の幸せを忘れてしまう。

けれども、幸せを確認するすべは無限にある。

病気になったおかげで、私はそんな景色が見えるところに辿り着けた。

 

そして、次の景色を見るために、歩み始めようとしている。

そのスタートをきる記念になる本になった。