咲きも残らず散りもはじめず

タイトルは満開に咲く花を歌った古歌より

はざまのカミサマ50

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 日本人は、

━世界の東の果てに連なる島々から成る「日本」というクニの住人を「日本人」と呼ぶとして、

 日本人は、その歴史の上で、他の民族から征服された経験を持たない、稀有な民族といえます。

 

 さらにいえば、大和朝廷という一つの王朝を、二千年近く戴き続けてきた「日本人」は、世界的に稀有な民族である、ともいえます。

 

 今日存在するあらゆる国々は、その国土の住人ではない他の民族から征服された経験を持ちます。

 植民地から独立した国家はもとより、その宗主国もまた、かつてその国土の歴史の中では、他の民族からの征服を受けた経験を持ちます。

 

 その中で日本人だけが、

「その国土が、世界の東の果てに連なる島々から成る」

という地勢的な立地を主な理由として、

 ほとんど偶発的に他の民族からの支配された経験を持たずに来ました。

 

 この日本人の「他からの支配を受けた経験を持たない」という「遺伝子」は、「このクニには絶対君主を許さない」という歴史を生み出した。

 そして、その精神的風土の上では、いわゆる「唯一絶対神」への信仰が育ち辛くなった。

 それは「唯一絶対神」からの支配を避ける為に、「はざまのカミサマ」が、人間の歴史に介入したからではないか。

 

 この物語は、「はざまのカミサマ」が日本人の歴史にどのように関わってきたのかを明かす物語になります。